6 その家に祝福を受ける値打があれば、祝福はとどまるし、そうでなければ、あなたがたのところに返って来ます。
7 一つの村に入ったら、あっちこっちと家々を渡り歩いてはいけません。 同じ家に泊まり、とやかく言わずに、出される物をごちそうになりなさい。 ていねいなもてなしを遠慮することはありません。 働く者が報酬を受けるのは当然です。
8-9 喜んで迎えてくれる町では、次のことを守りなさい。 出された物は何でも食べることと、病人を治し、『神の国が、すぐそこまで来ている』と宣言すること、この二つです。
10 しかし、歓迎してくれないような町では、大通りに出て、こう言いなさい。
11 『あなたがたは必ず滅びます! これがそのしるしです。 この町のちりは、足から払い落として行きます。 ただ、神の国がすぐそこまで来ていることは知っておきなさい。』
12 よく言っておきましょう。 さばきの日には、あの邪悪な町ソドムのほうが、その町よりよっぽどましなのです。
13 ああコラジンよ。ああベツサイダよ。 どんな恐ろしいことが待ち受けていることか。 わたしがあなたがたにしたような奇蹟を、ツロとシドンでしたら、そこの人々はとうの昔に荒布をまとい、頭に灰をかぶって嘆き悲しみ、罪を悔い改めたことでしょう。