ルカによる福音書 11:34-41 JLB

34 目は、心の中まで明るくします。 澄みきった目は、たましいの中まで光をとおします。 肉欲に汚れた目は、光をさえぎり、あなたを暗やみに閉じ込めてしまいます。 

35 ですから、光がおおい隠されないように、よく気をつけなさい。 

36 内面が光に満ちあふれている人は、顔も、明るい光をあてられたように、はつらつと輝くことでしょう。」偽善者のまちがい

37-38 話が一段落したところで、あるパリサイ人が、イエスを食事に招待しました。 イエスは誘われるまま彼の家に行き、食卓に着かれました。 ところが、その時、なぜか手をお洗いになりません。 この儀式は、ユダヤでは必ず行なう習慣でしたので、家の主人は全く意外だという顔つきで、まじまじとイエスをながめました。

39  イエスは、おっしゃいました。 「あなたがたパリサイ人は、確かに外側はきれいに洗います。 しかし、内側はどうですか? 汚れたままで、貪欲や悪意がいっぱいではありませんか。 

40 愚かな人たちです。 神は外側だけを造られたのですか。 もちろん、そんなことはありません。 神はちゃんと内側も造られたのです。 

41 内面のきよさは行ないに表われます。 たとえば、どれだけ親切に、貧しい人たちを助けてあげるかによって、はっきりするのです。