22 そのあとで、イエスは神の国についてもう一度、弟子たちにお話しになりました。「まもなく、一日でいいからいっしょにいたいと願っても、わたしはもうここにはいない、という日が来ます。
23 その時にはまた、『イエス様は帰って来られた。 ここにおられるぞ』とか、『いや、あそこだ』というふうに、情報が乱れ飛ぶでしょう。 そんなうわさを信じたり、彼らのしり馬に乗ってあとを追いかけたりしてはいけません。
24 わたしが帰って来る時には、はっきりわかるからです。 ちょうど、いなずまが空の端から端までひらめき渡るように、一目瞭然なのです。
25 しかしその前に、わたしはひどい苦しみを受け、この国の人々全部から、つまはじきにされなければなりません。
26 わたしが帰って来る時、人々は、かつてのノアの時代のように、神のことなどには、まるで無関心でしょう。
27 ノアが箱舟に入り、洪水が押し寄せ、何もかも滅ぼし尽くすまで、人々は飲んだり、食べたり、結婚したりの、いつもと変わらない生活をしていました。
28 また、ロトの時代の人々とも、比べることができるでしょう。 当時も、人々はいつもと同じように、食べたり飲んだり、売ったり買ったり、植えたり建てたりの生活をしていましたが、