ルカによる福音書 17:3-11 JLB

3  いいですか。 友達が罪を犯したら、注意してあげなさい。 そして悔い改めたら、赦してあげなさい。 

4 あなたに対して日に七度罪を犯しても、そのたびに『悪かった。 赦してくれ』とあやまるなら、赦してあげなさい。」からし種ほどの信仰

5  ある日、使徒たちが主に、「もっと信仰が強くなりたいんですが、どうしたらいいでしょう」と尋ねました。

6  イエスのお答えはこうでした。「ほら、あそこに桑の木があるでしょう。 小さな、からしの種ほどの信仰でもあれば、あの木を根こそぎ海の中へ投げ込むことぐらい、ぞうさもないことです。 そう命令しさえすれば、たちまちそのとおりになります。 

7-9 ところで話は変わりますが、畑を耕すか、羊の番をするかして一日中働いた奴隷が、帰って来るなりどっかと腰をおろし、食事を始めるなどということがあるでしょうか。 まず主人の食事のしたくをし、給仕をすませ、それからようやく、自分の食事をするのが普通です。 しかも、そうしたからといって取り立てて感謝されるわけでもありません。 当然のことをしたと思われるだけです。 

10 あなたがたがわたしに従って来るにしても同じことで、特別ほめられることではありません。 義務を果たしているにすぎないのですから。」

11  一行はエルサレムを目指して進み、途中サマリヤとガリラヤの境を通りました。