使徒行伝 13:12-18 JLB

12 この出来事を目のあたりにした総督は、神を信じ、今さらのように神の教えの偉大さにびっくりしました。トルコへ

13 さて、パウロ一行はトルコに向かうため、船でパポスを発ち、ペルガの港に上陸しました。 ここまで来ると、マルコは二人を捨て、一人でさっさとエルサレムに帰ってしまいました。 

14 しかしバルナバとパウロは、ピシデヤ地方の町、アンテオケに行きました。安息日になり、二人は会堂へ出かけました。 礼拝をするためです。 

15 いつものとおり、モーセの書と預言者の書からの朗読がすむと、会堂の管理人たちが、二人に言ってよこしました。 「おふた方。 何かお話ししていただけますか。 よろしかったら、お願いします。」

16 そこで、パウロが立ち上がり、会衆にあいさつしてから、話し始めました。「イスラエルの人たち、ならびに、ここにおられる神様を敬う皆さん、お聞きください。 まず、私たちの歴史からお話ししましょう。

17 イスラエルの神様は、私たちのご先祖をお選びになりました。 そして、エジプトで奴隷にされた彼らを、目を見張るような方法で救い出し、名誉を回復してくださったのです。 

18 彼らが荒野をさまよい歩いた四十年の間も、ずっと養い続けてくださいました。