21 どこの町でも、ユダヤ人の会堂では、安息日ごとに、何代にもわたって、このことに反対する説教がなされてきたからです。」
22 使徒や長老たちをはじめ会衆一同は、パウロとバルナバと共に、アンテオケまで代表を派遣し、この決定事項を報告することを決議しました。 そこで選ばれたのが、教会の指導者、ユダ〔別名バルサバ〕とシラスでした。
23 二人が持って行った手紙には、こう書いてありました。「使徒および長老たち、ならびにエルサレムのクリスチャンから、アンテオケ、シリヤ、キリキヤの外国人クリスチャンの皆様へ、
24 こちらから行った何人かのクリスチャンが、いろいろなことを言って、皆様をまどわせ、救いにまで疑問をいだかせたことを、確かにうかがいました。 しかし、誤解なさらないでください。 私たちがそのような指示を与えたわけではありません。
25 それでこの際、愛するバルナバとパウロと共に、二人の正式な代表を派遣するのが最もよい方法だと、全会一致で決議しました。
26-27 代表のユダとシラスは、主イエス・キリストのために、いのちを危険にさらしてきた人たちです。 この人たちが、今回の問題についての決定を、口頭でお伝えするはずです。
28-29 すなわち、偶像に供えた物を食べないこと、しめ殺した動物の肉は、血を抜かないままで食べないこと、血を食べないこと、それから、もちろん不品行を避けることです。 これ以外のユダヤ人のおきてを押しつけるようなことは、好ましくありません。 それは、聖霊様もお示しになったことですし、私たちも、そう判断するのです。 皆様には、これだけ守っていただけば十分です。敬具」