使徒行伝 2:30-37 JLB

30 しかし、彼は預言者でしたから、子孫の一人がメシヤ(救い主)となり、ダビデの王座につくと神が誓われたことは、知っていたのです。 

31 それで、遠い将来を望み見ながら、メシヤの復活を預言しました。 メシヤのたましいは地獄に放置されず、その体が朽ち果てることもない、と語ったのです。 

32 そのとおり、神様はイエス様を復活させました。 私たちはみな、そのことの証人です。

33 今イエス様は、天で最も名誉ある神の右の座についておられます。 そして、約束どおり、父は聖霊様を送ってくださいました。 その結果、たったいま見聞きしたことが起こったのです。

34-35 いいですね。 ダビデは、決して自分のことを言ったのではありません。 ダビデは天にのぼったことはないからです。 それに、当のダビデが、こうも言っています。『神は私の主に言われた。「わたしがあなたの敵を完全に征服するまで、わたしの右に座っていなさい。」』

36 ですから、イスラエルのすべての人に、はっきり言っておきます。 神様は、あなたがたが十字架につけたイエス様を主とし、キリスト(救い主)とされたのです。」

37 ペテロのことばは、人々の心を強く打ちました。「それじゃあ、私たちはどうすればいいんでしょう。」 あちらからもこちらからも、使徒たちへの質問の声があがりました。