哀歌 1:14-20 JLB

14 神様は私の罪を編んで綱とし、それで私を引いて、奴隷のくびきに結びつけました。 私を骨抜きにして、敵の手に渡しました。 私は敵のなすがままになっています。

15  神様は味方の勇士をみな踏みにじりました。 神様の命令によって強力な軍隊が押し寄せて来て、気品のある若者たちを倒しました。神様は愛する都を、酒ぶねのぶどうのように踏みつぶしました。

16 私は泣きに泣きます。 私を助けるのは神様だけだというのに、神様は私を慰めもせず、遠く離れて立っています。 子供たちに未来はありません。 私たちは征服された民族です。

17 エルサレムは助けを求めて哀願しますが、だれも慰めてくれません。 神様ご自身が、こう言ったからです。 「隣人が敵となれ。この都は悪臭を放つぼろきれのように、投げ捨てられてしまえ。」

18 神様がこう言うのも、もっともなことです。 私たちは神様に反逆したからです。 しかし、すべての国の人よ、一かけらの望みさえない私の苦悩に目を留めてください。 息子も、娘も、奴隷として遠い国へ連れて行かれました。

19 私は同盟国の助けを求めましたが、彼らは少しも役に立たず、がっかりするばかりでした。 祭司も、長老も、同じことでした。 彼らは、残飯をあさってうろつきながら、町の中で飢え死にしたのです。

20 神様、私の苦しみに目を留めてください。 私の心は傷つき、たましいは絶望にあえいでいます。 私が神様にひどく背いたからです。外に出ると、剣が待ち伏せし、家にいても、病気と死がつかまえて放しません。