歴代志下 20:18-24 JLB

18  王は地面にひれ伏しました。 全国民とエルサレムの住民も、同じように神様を礼拝しました。 

19 それから、ケハテ氏族とコラ氏族のレビ人が立ち上がり、力強く神様を賛美しました。

20  翌朝はやく、ユダ軍はテコアの荒野へ進軍しました。 途中、王は立ち止まり、大声で指示を与えました。 「諸君、わしの言うことを聞き、神様を信じなさい。 そうすれば、勝利はまちがいない! 預言者のことばを信じなさい。 そうすれば、事はうまくいく。」

21  王は国の指導者と相談して、聖歌隊をつくることにしました。 この聖歌隊は聖い衣服をまとい、行進の先頭を進みながら、「神様のいつくしみは、いつまでも」と歌い、神様をたたえ、感謝をささげるのでした。 

22 彼らが賛美歌をうたいだした時、神様は、アモン、モアブ、セイル山の連合軍の間で同士討ちを起こさせました。 それで彼らは、互いに殺し合うことになったのです。 

23 まずアモン人とモアブ人が、セイル山から来た軍隊を襲い、一人残らず殺してしまいました。 それが終わると、今度はアモン人とモアブ人がぶつかり合ったのです。 

24 それで、ユダ軍が荒野を見下ろす物見の塔に着いた時には、見渡す限り、一面に死体が転がっていました。 逃げのびた敵兵は一人もいなかったのです。