歴代志下 25:2-9 JLB

2 アマツヤ王は正しいことを行ないましたが、いつも本心からとは限りませんでした。 

3 王としての地位が固まると、彼は父親の暗殺者を処刑しました。 

4 それでも、モーセのおきてを守り、その子供たちまでは殺しませんでした。 モーセのおきてでは、父親は子供のせいで殺されてはならず、子供も父親のせいで殺されてはならないことになっていました。 めいめいの罪によってさばかれるべきだったのです。

5-6 それから王は、軍隊を再編成し、ユダとベニヤミンの各氏族に指導者を立てました。 人口調査をしてみると、槍と剣の使い手として訓練された二十歳以上の兵士が、三十万人もいるとわかりました。 また六千万円を支払って、十万人の訓練された兵士を、イスラエルから雇いました。

7  ところが、預言者が神様のお告げを伝えました。 「陛下、イスラエルの兵士を雇い入れてはなりません。 神様が共におられない者たちだからです。 

8 そんな連中といっしょに戦いに出たら、どんなによく戦っても負けます。 神様には、助ける力もあれば、倒れさせる力もあるのです。」

9  「だが、あの金が惜しい! 金のことは、どうしたらよいだろう。」「神様は、それ以上のものを陛下に与えることが、おできになります!」