歴代志下 28:15-22 JLB

15 先に名をあげた四人は、戦利品の中にあった多くの衣服を、捕虜の中で困っている婦人や子供たちに配り、くつをはかせ、パンを食べさせ、ぶどう酒を飲ませました。 また、病人や老人はろばに乗せて、なつめやしの町エリコにいる家族のもとへ送り届けました。 それから、護送の任にあたった者たちは、サマリヤへ帰りました。

16-17 そのころ、エドムがユダを侵略し、大ぜいの人を奴隷として連れ去ったので、アハズ王は、エドム軍と戦うため、アッシリヤ王に援助を求めました。 

18 一方、ペリシテ人は低地の町々や南のネゲブに侵入し、ベテ・シェメシュ、アヤロン、ゲデロテやソコ、ティムナ、ギムゾとそれぞれ周辺の村々を占領し、そこに住みつきました。 

19 こうなったのは、ユダの国民の宗教心を破壊し、神様に不信の罪を犯したアハズ王の悪事のためでした。 神様はそのことを反省させようとなさったのです。 

20 ところで、アッシリヤの王ティグラテ・ピレセルは、アハズ王を助けるどころか、かえって悩ますためにやって来ました。 

21 アハズ王は神殿の金や宮殿の宝物を贈りましたが、なんの効き目もありませんでした。

22  こうした大きな試練の時に、アハズ王はますます神様に背を向けるようになりました。