1 ついに、神殿の建設が始まりました。 敷地はエルサレムのモリヤ山上で、ここは、かつて神様がソロモン王の父ダビデに姿を現わした、エブス人オルナンの打ち場があった所です。 ダビデはかねて、そこを神殿の建設地に予定しておいたのです。
2 工事が始まったのは、ソロモン王の即位後四年目の四月十六日でした。
3 まず神殿の土台は、長さ三十メートル、幅十メートルです。
4 屋根つきの玄関は、神殿の幅と同じ十メートルの長さで、内側の壁と天井には純金を張りつめました。 屋根の高さは六十メートルです。