29 それならなおさら、神様のひとり息子を踏みつけ、罪をきよめるキリスト様の血を汚れたものとみなし、神様のあわれみを人々にもたらす聖霊様を侮辱し、はずかしめる者には、どんなに恐ろしい刑罰が下るか、胸に手をあて、よく考えてみなさい。
30 私たちは、「正義はわたしのものである。 復讐はわたしがする」、また「主がその民をさばかれる」と断言された方を、よく知っています。
31 生ける神の御手に陥ることは、なんと恐ろしいことでしょう。
32 初めてキリスト様を知ったころの、祝福されたすばらしい日々を、いつまでも忘れないようにしなさい。 また、死ぬほどの苦しみに会いながらも、主と共に戦い抜いてきた事実を、いつも心にとめていなさい。
33 時には、あなたがた自身があざけられたり、打ちのめされたりもしました。 また時には、同じ苦しみをなめている人たちに、心からの同情を寄せたりしました。
34 牢獄に捕らわれの身となった人たちと共に苦しみ、また全財産を奪われても、喜んで、それを耐え抜いた日々もありました。 その秘訣は、天にある、もっとすぐれたものを永遠に獲得できると、わかっていたからです。
35 このような、すばらしい祝福が待っているのですから、どんなことがあっても、主を信じ続けなさい。 やがて主から受ける報酬を、いつも思い起こしなさい。