1 カペナウムで、イエスがまた会堂に入られると、そこに片手の不自由な男がいました。
2 その日は安息日だったので、イエスに敵対する者たちはみな、イエスの行動に目を光らせていました。 この男の手を治しでもしたら、それをきっかけに逮捕してやろうとたくらんでいたからです。
3 イエスはその男を呼び、会衆の前に立たせられました。
4 それから、敵対する者たちのほうを向いて言われました。 「さあ、答えてください。 安息日に良いことをするのと悪いことをするのと、どちらが正しいですか。 安息日は、いのちを救う日ですか。 それとも殺す日ですか。」しかし、だれも押し黙っています。