15 敵は、陰謀がばれ、それが神様によってあばかれ、失敗に終わったことを、思い知らされる結果となったのです。 今や、私たちは一丸となって城壁工事を再開しました。
16 このことがあってから、半数の者が工事に取りかかり、残り半数は背後で警戒にあたることにしました。
17 石工や力仕事の者は、手の届く所に武器を置くか、
18 剣を腰につけて工事を進めました。 ラッパで警報を吹き鳴らす者は、私のそばに配置しました。
19-20 「工事現場は各所に散らばり、お互い離れ離れに仕事をしているが、いざラッパが鳴ったら、急いで私のもとに集合してくれ。 神様が味方して戦ってくださるからな。」
21 私たちは、朝は日の出とともに、夕べは日没まで働きました。半数の者はいつも警戒にあたりました。
22 郊外に住む者には、市内への移住を命じました。 そうすれば、その雇い人たちも、昼間はたらくだけでなく、夜間の警戒にもあたれるからです。