コリント人への第一の手紙 3:13-19 JLB

13 やがて、すべてがテストされる、キリストのさばきの日が来ます。 その時には、建築家が各自どんな材料で建てたか明白になります。 それぞれの仕事は火でテストされ、なお、価値が変わらないかどうか、ほんとうに完璧な建物かどうかが、だれの目にも明らかになります。 

14 そして、その土台の上に適切な材料を使って建てた人は、建物があとに残るので、報酬を受けます。 

15 しかし、家が焼けてしまった人は、大損害をこうむります。 ただその人自身は、炎の中をくぐり抜けるように、命からがら救われるでしょう。

16 あなたがたは、自分たちがお互いに神の家であり、神の御霊が、その中に住んでおられることが、わからないのですか。 

17 もし、神の家を汚したり、こわしたりする人がいれば、神様はその人を滅ぼされます。 なぜなら、神の家はきよく聖なるものだからです。 あなたがたは、その神の家なのです。

18 自分をだますのはやめなさい。 「世間一般からすれば、自分は人並み以上のりこう者だ」と、もし考えているのなら、そんな考えはかなぐり捨てて、むしろ、ばかになるほうが身のためです。 天からの真の知恵を受ける妨げにならないためです。 

19 この世の知恵は、神様から見れば愚かだからです。 旧約聖書のヨブ記に、「神は人の知恵を、その人を捕らえるわなとして用いられる」と書いてあるとおりです。 つまり、人は自分の「知恵」につまずいて倒れるのです。