コリント人への第一の手紙 6:8-15 JLB

8 ところが、あなたがたは不正を行ない、だまし取り、しかも兄弟(信仰を同じくする人)に対して、そんなことをしているのです。

9-10 こんな者が神の国を相続できないのは、当然ではありませんか。 思い違いをしてはいけません。 不道徳な生活をしている者、偶像を拝む者、姦淫する者や同性愛にふける者は、神の国を相続できません。 どろぼう、貪欲な者、酒に酔う者、人をそしる者、強盗も同様です。 

11 あなたがたの中にも、そんな過去をもつ人がいます。 しかし、主イエス・キリストと神の御霊のおかげで、今や罪は洗い流され、あなたがたは神様のために聖なる者とされ、神様に受け入れられているのです。 

12 キリスト様が禁じておられること以外、私には、何でもする自由があります。 しかしその中には、自分のためにならないこともあります。 たとい、してよいことであっても、それに捕らえられたら最後、やめようとしても簡単にやめられないことには、手を出しません。 

13 たとえば、食べることについて考えてみましょう。 神様は、物を食べるために食欲を与え、消化するために胃を備えてくださいました。 しかし、だからといって、必要以上に食べてよい、ということにはなりません。 食べることが第一だなどと考えてはいけません。 なぜなら、いつの日か神様は、胃も食べ物も取り上げるからです。しかし、性的な罪は絶対にいけません。 私たちの体は、そんなことのためにではなく、主のために造られたのです。 そして、主ご自身が、私たちの体に住もうと願っておられます。 

14 神様は、主イエス・キリストを復活させたのと同じ力で、私たちの体をも、死人の中から復活させようとしておられます。 

15 あなたがたの体は、事実、キリスト様の体の一部であることが、わからないのですか。 キリスト様の体の一部と売春婦とを結びつけるようなことをしてよいでしょうか。 とんでもないことです。