ヘブル人への手紙 1:1-6 JLB

1 ずっと昔、神様は、幻や夢や、時には直接の語りかけなどの、いろいろな方法で、預言者を通して先祖たちに、ご自分の計画を少しずつ明らかになさいました。

2 しかし今の時代には、ご自分のひとり息子を通して語っておられます。 神様はその子にすべてを受け継がせ、彼によって、世界とその中のすべてのものをお造りになったのです。

3 神の子は、神様の栄光を受けて、まばゆいばかりに輝いています。 また、その人格と行動すべてにおいて、神であることを示し、力あることばによって、宇宙を統御しておられます。 そればかりか、私たちのいっさいの罪の記録を消し去ってきよめるために、死んでくださいました。 そして今は、最高の栄誉を受けて、天におられる偉大な神様のそばに、座っておられるのです。

4 こうしてこの方は、御使いより、はるかにすぐれた存在となられました。 それは、父なる神がおつけになった「神の子」という名が、御使いたちの名や肩書きとは比べ物にならないほど、すぐれていたからです。 

5 神様はどの御使いに対しても、「あなたはわたしの子だ。 今日あなたに、その名にふさわしい栄誉を与えた」などと言われたことはありません。 しかし、イエス様に対しては、そう言われたのです。 さらに、「わたしは彼の父であり、彼はわたしの子である」と宣言されました。 

6 それから、長子であるイエス様を地上に送る時、「御使いはみな、彼を拝め」と言われました。