1-2 エルサレム郊外のオリーブ山のふもとに、ベテパゲとベタニヤという二つの村がありました。 その近くまで来られた時、イエスはこう言って、弟子を二人、村へ使いに出されました。 「あそこの村に行きなさい。 するとすぐに、だれも乗ったことのないろばの子がつないであるのに気づくでしょう。 それをほどいて、連れて来なさい。
3 もしだれかに何をしているのかと聞かれたら、『主がお入用なのです。 すぐお返しします』とだけ答えなさい。」
4-5 二人が出かけてみると、なるほど、表通りに面した家の外に、ろばの子がつないであります。 さっそく綱をほどきにかかると、そばにいた人たちが見とがめて、「そのろばの子を、いったいどうしようというんだい」と尋ねました。
6 二人が、イエスに教えられたとおりに答えると、その人たちは納得しました。