エズラ記 10:1-7-8 JLB

1  ふと気がつくと、神殿の前にひれ伏して、涙ながらに祈り、告白をしている私の回りを、男や女、子供までが、幾重にも取り囲み、いっしょに泣いているではありませんか。

2  エラム族のエヒエルの息子シェカヌヤが、まず口火を切りました。「ほんとうに、神様を裏切ってしまいました。 異教徒の女と結婚してしまいました。 けれども、まだ希望はあります。 

3 私たちは異教徒の妻と離婚し、子供たちも手放すと、神様の前で約束いたします。 あなたや、同じく神様を恐れる人々のご命令に従います。 神様のおきてを守ります。 

4 どうか力を奮い起こし、これからどうすればよいか指示してください。 何でも、おっしゃるとおりにいたします。」

5  そこで、私は立ち上がり、祭司、レビ人、一般人の指導者たちに、シェカヌヤのことばどおり実行すると誓ってくれ、と呼びかけました。だれもが、うなずきました。 

6 そのあと、私は神殿のヨハナンの部屋に入り、飲まず食わずで過ごしました。 捕囚から帰還した人々の罪を悲しんだからです。

7-8 すぐに、ユダとエルサレムに布告が出されました。 だれもが三日以内にエルサレムに出頭すること、出頭を拒む者は財産を没収され、追放される、という内容のものでした。