6 エズラはユダヤの宗教的指導者にふさわしく、モーセがイスラエル国民に与えたおきてに、精通していました。 彼は王にエルサレム帰還を願い出て、許されたのでした。 神様に祝福されていたからです。
7-9 同行者には、祭司、レビ人と、聖歌隊員、門衛、神殿奉仕者などのほか、一般人も大ぜい含まれていました。 一行は、アルタシャスタ王の治世の第七年三月中旬にバビロンを旅立ち、エルサレムには七月に着きました。 旅の間も神様が守ってくださいました。
10 エズラは、神様のおきてを学んで実行し、聖書教師となって、イスラエル中におきてを教え広めようと、心に決めていたのです。
11 神様のおきてを学んでいる祭司エズラに、アルタシャスタ王は次のような手紙を送りました。
12 「王の王アルタシャスタから、祭司であり、天の神様のおきての教師であるエズラへ。
13 わが国内のユダヤ人は、祭司であろうと、レビ人であろうと、だれでも君とともにエルサレムへ戻ってよい。
14 余および七人の議官は、君が神様のおきての写しを、ユダ、つまりエルサレムへ持ち帰り、宗教面での進展ぶりを報告するよう命令する。