12 だからこそ、娘は土着の者と結婚してはならず、息子は土着の娘を妻に迎えてはならない、また、ささいな事でも、この地の国々とはかかわってはならないと、神様はお命じになったのです。 この定めに従いさえすれば、国は繁栄し、永久にその富を子孫に伝えることができる、と約束してくださいました。
13 このたび、私どもの犯した罪の重さに比べればずっと軽い罰とはいえ、捕囚という罰を受けたにもかかわらず、
14 こうして幸いにも帰国してみれば、またまたご命令に背き、恐るべき国民と結婚したりするのですから……。 御怒りは、今度こそ、このひと握りの生き残りの者さえも、滅ぼし尽くすことでしょう。
15 ああ神様、神様の正しさでさばかれれば、御前に立つこの罪の身には、ひと筋の希望もあろうはずがございません。」