エズラ記 9:2-8 JLB

2 イスラエル人は異教徒の女と結婚し、息子たちにも嫁をとらせていました。 神様の聖なる国民は、こうした結婚によって堕落していたのです。 その最たる者は政治家でした。

3  これを聞いて、あまりのことに、私は着物を引き裂き、髪もひげも引き抜き、打ちのめされた思いで座り込んでしまいました。 

4 すると、神様を恐れる多くの人が、人々の罪のことで私のところへやって来て、夕方のいけにえをささげる時まで、そばを離れようとしませんでした。

5  ついに私は、どうしたらよいかもわからないまま、神様の前に出ました。 そして、ひざまずき、両手を差し伸べて、 

6 叫んだのです。 「ああ、神様、何と申し上げたらよいのでしょう。 とても顔向けできません。 私どもの罪は背丈よりも高く積もり、悪行は天空のように際限なく広がっております。 

7 私どもの歴史はすべて罪の歴史であり、歴代の王や祭司が異教徒の王の手で葬られたのも、このためです。 そのあげく捕囚の身となり、略奪をほしいままにされ、はずかしめを受けました。 ご覧のとおりのざまでございます。 

8 しかし、神様は今、平和のひと時を与えてくださいました。 少数の者が捕囚からエルサレムに戻ることを、お許しになったのです。 喜びを与え、奴隷の身に、新しい世界を開いてくださいました。