ネヘミヤ記 9:30-36 JLB

30 神様は長年にわたり、忍耐の限りを尽くし、預言者を遣わしては、警告をお与えになりました。 しかし、いつまでたっても、馬の耳に念仏でした。 そこで、もう一度、異教の国の手中に落とされたのです。 

31 けれども、滅ぼし尽くすことはせず、永遠に見捨てたりもなさいませんでした。 ああ、なんと恵みに富み、あわれみ深いお方でしょう。

32  大いなる、恐るべき神様。 神様は愛と思いやりに満ちた約束を守るお方です。 私たちがなめてきたこのすべての困難が、何の役にも立たなかったとは、お考えにならないでください。 アッシリヤ王に初めて征服されてから今日まで、私たちや、王、諸侯、祭司、預言者など、ご先祖のなめてきた困難は、それはもう大きなものでした。 

33 いつでも、神様は私たちを正しく罰しました。 犯した罪の深さを思えば、当然の罰です。 

34 王、諸侯、祭司、ご先祖はおきてを無視し、その警告にも耳を貸そうとはしなかったのです。 

35 神様はどれほど素晴らしいことをしてくださり、どれほど深い恵みを注いでくださったことでしょう。 しかし彼らは、神様を礼拝しようとしませんでした。 広大で肥沃な国土をいただいたにもかかわらず、悪の道から離れようとしなかったのです。

36  私たちは今、ご先祖に与えられたこの豊かな国で奴隷となっています。 こんなに豊かな土地で、奴隷となっているのです。