6 主は地の上に人を造ったのを悔いて、心を痛め、
7 「わたしが創造した人を地のおもてからぬぐい去ろう。人も獣も、這うものも、空の鳥までも。わたしは、これらを造ったことを悔いる」と言われた。
8 しかし、ノアは主の前に恵みを得た。
9 ノアの系図は次のとおりである。ノアはその時代の人々の中で正しく、かつ全き人であった。ノアは神とともに歩んだ。
10 ノアはセム、ハム、ヤペテの三人の子を生んだ。
11 時に世は神の前に乱れて、暴虐が地に満ちた。
12 神が地を見られると、それは乱れていた。すべての人が地の上でその道を乱したからである。