1 またも、神様のお告げがありました。
2-3 「ちりの子よ、二人の姉妹のことを話そう。 二人はうら若いおとめであったころ、エジプトで売春をしていた。
4-5 姉はオホラ、妹はオホリバと言った。 この二人とはサマリヤとエルサレムのことだ。 二人はわたしの妻となり、それぞれ息子や娘を産んだ。 ところが、オホラはわたしのもとを離れて他の神々に走り、隣のアッシリヤ人を愛した。
6 みな魅力的な若者で、鮮やかな青い衣を着て、威風堂々と馬にまたがった司令官や隊長だったからだ。
7 こうして、アッシリヤのえり抜きの男たちと姦通の罪を犯し、彼らの偶像を拝んで身を汚した。
8 オホラはエジプトを出てからも、みだらな情欲の炎が消えていなかった。 エジプト人が彼女に欲情を募らせて、その純潔を奪った、あのうら若いころと少しも変わっていないのだ。
9 彼女はアッシリヤの神々に熱を上げている。 それでわたしは、彼女をアッシリヤ人の毒手に渡した。