36 ちりの子よ、恐ろしい悪事を重ねているエルサレムとサマリヤを非難せよ。
37 彼らは姦淫と殺人の罪を犯した。 偶像を拝み、わたしのために産んだ子供たちを、偶像の祭壇にいけにえとしてささげ、焼き殺してしまったのだ。
38 その同じ日に、わたしの神殿を汚し、安息日を無視した。
39 なにしろ、子供を殺して偶像にささげておきながら、同じ日に、なんとその足で、神殿へぬけぬけと礼拝に来るのだから。 彼らのわたしに対する態度は、こんなものでしかないのだ。
40 そればかりか、おまえは遠くの国にまで使いをやり、偶像の神々に仕える祭司を招き、歓待している。 彼らの気を引こうと、おまえは体を洗い、アイシャドーを塗り、最上の宝石で身を飾った。
41 豪華なベッドにいっしょに腰をかけ、その前に置いたテーブルの上に香と油とを並べた。
42 おまえの部屋からは、荒くれ者の飲んだくれや、いやらしい連中のどんちゃん騒ぎが聞こえてきた。 彼らはおまえの腕に腕輪をはめ、頭にきらきら輝く冠をのせた。