1 〔エホヤキン王が投獄されて〕十年目の十二月末に、神様から次のようなお告げがありました。
2 「ちりの子よ、エジプトの王と国民に預言せよ。
3 神様がこうお語りになります、と告げよ。 川の真ん中にいる強い竜のようなエジプト王よ。 わたしはおまえの敵となる。 おまえが、『ナイル川は私のものだ。 私が自分のためにつくったのだ。』と言っているからだ。
4 わたしは、おまえのあごに鉤をかけ、うろこについた魚ごと岸に引き上げる。
5 おまえを魚もろとも、死ぬまで荒野に放っておく。 遺体を葬る者はいない。 わたしがおまえを野獣や鳥のえじきとしたからだ。
6 イスラエルが〔わたしに頼る代わりに〕おまえに助けを求めた時、おまえにはそれだけの力がなかった。 そのことから、おまえたちはみな、わたしが神であることを知るようになる。