エゼキエル書 6:2-11 JLB

2 「ちりの子よ、イスラエルの山々に預言せよ。 

3 ああ、イスラエルの山々よ、おまえたちに、また、川や谷に語られる神様のお告げを聞け。 わたしが、神であるこのわたしが、おまえたちの偶像を滅ぼすために戦争を起こすのだ。 

4-7 町々はすべて打ち砕かれ、焼かれる。 偶像の祭壇は捨て去られる。 神々の像は粉々に砕かれ、その礼拝者たちの骨も祭壇の回りにまき散らされる。 その時、ようやくおまえたちは、わたしこそ神であることを知る。

8 だがわたしは、わたしの国民のうち少数の者を逃れさせ、世界の国々に散らそう。 

9 そうすれば、国々に捕囚として連れて行かれる時、彼らはわたしを思い起こすだろう。 わたしが彼らの姦淫の心、偶像を愛する心を取り去り、ほかの神々を慕うみだらな目を見えなくするからだ。 その時になってやっと、彼らは自分が犯した悪のゆえに、自分自身をいとうようになる。 

10 彼らは、わたしだけが神であり、わたしがこれらすべてのことが起こると語った時、決していい加減なことを言ったのでないと気づくだろう。」

11 神様はこうお語りになります。 「恐れおののきつつ両手をあげ、深く、激しい自責の念にかられ、頭を振って叫べ。 『ああ、なんという悪事をしでかしたことか!』と叫ぶがいい。 おまえたちは、戦争とききんと伝染病で滅びようとしているからだ。