コリント人への第一の手紙 7:2-8 JLB

2 しかし、普通の場合、結婚するのが一番良いでしょう。 男はそれぞれ妻を、女も夫を持ちなさい。 そうでないと、不品行の罪に陥る危険があるからです。

3 夫は妻に、妻が当然受けるものを、すべて与えなければなりません。 妻もまた、夫に同様の義務を負っています。 

4 結婚した女性は、もはや自分の体を自分の思いのままにする権利はありません。 妻の体に対する権利は、夫にもあるからです。 同様に、夫も、もはや自分の体を自分の一存で、どうこうすることはできません。 妻も、夫の体に対する権利を持っているからです。 

5 ですから、互いにこの権利を拒んではなりません。 ただ一つの例外があります。 ひたすら祈りに専心するため、二人が合意の上で、一定の期間、夫婦生活から離れる場合です。 そのあと、二人はまたいっしょになるべきです。 それは、自制力の弱さにつけ込む、サタンの誘惑を避けるためです。

6 私は、結婚しなければならない、と言っているのではありません。 ただ、結婚したければ、してもかまわない、と言っているのです。 

7 私の願いは、だれもが私のように、結婚しないでもやっていけることです。 しかし、人それぞれです。 神様は、ある人には、夫となり妻となる恵みを与え、ほかの人には、独身のまま幸福にすごす恵みを与えておられます。 

8 さて、独身者と未亡人にひとこと言いますが、もし私のようにしていられるなら、独身のままでいるほうが良いのです。