16 とんでもない! 神様はこうお語りになります。 わたしは生きている。 イスラエルの王は必ず死ぬ。 〔ネブカデネザルは、その木を根こそぎ引き抜いてしまう。〕 ゼデキヤは、自分を王位につけてくれた王の住むバビロンで死ぬ。 この王との契約をないがしろにし、それを破ったからだ。
17 バビロン王が再びエルサレムを包囲し、そこに住む大ぜいの者を虐殺しても、エジプト王とその軍勢は、イスラエルを助けてはくれない。
18 イスラエルの王は忠誠を誓いながら、あとでその約束を破ったからだ。 彼は罰を免れない。
19 神様がこうお語りになります。 わたしは生きている。 だから、わたしの名にかけて誓った神聖な誓約をないがしろにした者を、必ず罰する。
20 その者の上にわたしの網を広げ、罠にかけて捕らえ、バビロンへ引いて行く。 こうして、わたしに反逆した罪を罰するのだ。
21 イスラエルの精鋭もみな剣で殺され、エルサレムに残った者も四方八方に散らされる。 その時おまえは、神であるわたしが、このことを語ったのだとわかる。
22-23 神様はこうお語りになります。 わたし自身が、いちばん高いレバノン杉の木のてっぺんから、いちばん柔らかい若枝を摘み取り、イスラエルのいちばん高い山のいただきに植える。 木はやがて枝を伸ばし、実を結んで、りっぱな杉の木となる。 その下にはあらゆる種類の動物が集まり、枝にはあらゆる種類の鳥が巣をつくる。