3 こうお語りになりました。「ちりの子よ。 これらの骨がまた元のように生きた人間になれるだろうか。」 私は、「神様。 その答えは、あなた様だけがご存じです」と答えました。
4 すると神様は、これらの骨に語るようにとお命じになったのです。「ああ、干からびた骨よ、神様のことばを聞きなさい。
5 神様がこうお語りになるからです。 見よ。 わたしはおまえたちを生かし、息を吹き返させる。
6 元のように肉をつけ、筋を与え、皮膚でおおう。 わたしが息を吹き入れると、おまえたちは生き返る。 その時おまえたちは、わたしが神であることを知る。」
7 そこで私は、言われたとおり神様のことばを告げました。 すると突然、谷間のあちらこちらから、がさがさという音がして、骨が集まり、それぞれが元のようにつながり始めたではありませんか。
8 さらに見ていると、骨の上に筋肉がつき、その上を皮膚がおおったのです。 しかし、その体にはまだ息が入っていませんでした。
9 そこで、神様は私に、息に呼びかけて次のように語れ、とお命じになりました。 「神様の命令です。 さあ、息よ、四方から風のように吹いて来い。 この殺された者たちの体に吹きつけて、彼らが生き返るようにせよ。」