10 その高台から十一メートル六十センチ離れた内庭には、神殿をはさんで両側に、部屋が並んでいました。
11 階段式の小部屋には戸が二つあり、二メートル九十センチの空地に向かって開くようになっていました。 一つの戸は北に向き、もう一つの戸は南に向いていました。
12 西側には、神殿の庭に面して大きな建物が建っていました。 その間口は四十メートル六十センチ、奥行きは五十二メートル二十センチありました。 壁の厚さは、二メートル九十センチでした。
13 それから、その人が神殿とその回りとを測ると、五十八メートル平方でした。
14 神殿の東側の内庭も、幅が五十八メートルあり、
15-16 神殿の西側の建物も、二つの壁を含めると同じ五十八メートルの幅になりました。神殿の本堂にも、至聖所にも、玄関にも、羽目板が張り巡らされ、それぞれ格子窓が取りつけてありました。 神殿の内側の壁にも、窓の上と下の部分に羽目板が張られていました。
17-18 至聖所に通じる戸の上も羽目板が張られていました。 壁には、それぞれ二つの顔を持つケルビム(神の契約の箱を守る天使)となつめやしの木とが交互に彫刻してありました。