2 アハズは、先祖ダビデのようには、神様の言いつけを守りませんでした。
3 それどころか、イスラエルの歴代の王のように偶像礼拝を行ない、完全に焼き尽くすいけにえとして、わが子を神々にささげることまでしました。 イスラエル国民がこの地に入った時、神様が滅ぼしてしまわれた国々の、異教的風習をまねたのです。
4 このほかにも、丘の上の礼拝所や木陰の祭壇で、いけにえをささげたり、香をたいたりしました。
5 その時、シリヤのレツィン王とイスラエルのペカ王の連合軍が、ユダに宣戦を布告し、エルサレムを包囲しました。 しかし、町を占領することはできませんでした。
6 それでも、レツィン王はエラテの町を取り戻し、ユダの人々を追い出して、シリヤ人を移住させました。 今もそのままです。
7 アハズ王はアッシリヤのティグラテ・ピレセル王に使者を送り、援軍を要請しました。
8 このために、神殿や宮殿の宝物倉にあった金銀を、贈り物として差し出したのです。