1-2 ユダの新しい王マナセ十二歳で即位エルサレムでの在位期間は五十五年母はヘフツィ・バハ以前この地に住んでいた異教の国民の風習にならい、悪政を敷く
3-5 彼は、父ヒゼキヤが取りこわした丘の上の礼拝所を再建し、イスラエルのアハブ王にまねて、バアルのために祭壇を築き、いまわしいアシェラ像を作りました。 また太陽神をはじめ、月や星の神のための祭壇を、なんと神様の神殿に置いたのです。
6 さらに、わが子を偶像の祭壇にいけにえとしてささげ、まじないや占いに凝り、霊媒や口寄せに走りました。 このように、マナセ王のすることがあまりにもひどかったので、神様は激しくお怒りになりました。
7 よりによって、いまわしいアシェラ像を神殿に安置したのです。 神殿は、神様がダビデとソロモンに、次のように説明なさった場所にほかなりません。 「わたしは、この神殿と、わたしがイスラエル全部族の町から特に選んだエルサレムに、わたしの名をいつまでも置く。
8 もしイスラエル国民が、わたしがモーセをとおして与えておいた命令に従うなら、もう二度と、彼らを父祖の地から追い出さない。」
9 ところが、人々は神様の言いつけに背いたのです。 それに輪をかけるように、マナセ王は国民をそそのかして、すでにイスラエル人の前で神様によって滅ぼされた周囲の国民以上に、悪いことを行なわせたのです。
10 それで神様は、預言者に次のように言わせました。