11-12 神様のお答えはこうでした。 「わたしは、エジプト人、エモリ人、アモン人、ペリシテ人、シドン人、アマレク人、マオン人からおまえたちを救ってやったではないか。 これまでいつだって、叫び求めてくれば救い出してやったはずだ。
13 それなのに、おまえたちはわたしを捨て、性懲りもなくほかの神々を拝んでいる。 勝手にするがいい。 もう助けてやらん。
14 行って、新しく選んだ神々にでも助けてもらえ。」
15 それでも人々は、神様に助けを求め続けました。 「私たちが悪うございました。 どうぞ存分に罰してください。 ただ、もう一度だけ敵の手から救い出していただきたいのです。」
16 彼らは外国の神々を取り除き、ひたすら神様を礼拝しました。 それで神様も、かわいそうにお思いになったのです。
17 そのころアモン人の軍がギルアデに集結し、ミツパに陣を敷いたイスラエル軍を攻撃しようとしていました。
18 途方にくれたギルアデの指導者たちは、「いったいだれが、わしらの軍を率いてアモン人と戦ってくれるのか。 その役を買って出る者こそ、わしらの王だ」と話し合っていました。