1 さて、エフライム部族はツァフォンに兵を集め、エフタにこう言い送りました。 「アモン人と戦う時、なぜわれわれに援軍を求めなかったんだ。 おまえの家なんぞ、おまえもろとも焼き払ってやるからな。」
2 「あなたがたには召集をかけましたよ。 しかし、駆けつけてはくれなかったじゃないですか。 助けてほしかった時に助けてくれなかったのですよ。
3 ですから、あなたがたを当てにせず、いのちがけで戦ったんです。 幸い、神様が助けてくださり、敵を破ることができました。 それなのに何だって、戦いをしかけてくるんですか。」
4 エフタは、エフライム部族が「ギルアデの連中は、どこの馬の骨かわからん。 人間のくずだ」と侮辱するのに激怒し、兵を集めてエフライム軍を攻撃しました。
5 そして、エフライム軍の背後にあるヨルダン川の渡し場を占領したのです。 逃げて来る者が川を渡ろうとすると、ギルアデ人の見張りが尋問しました。「おまえはエフライムの者じゃないのか」と聞き、「違う」という答えが返ってくると、