歴代志上 22:3-10 JLB

3 彼らは、門のとびらの釘および留め金用の鉄を大量に作りました。 また、とても量りきれないほどの青銅を精錬しました。 

4 ツロとシドンの人々は、おびただしい数の杉の丸太を、いかだに組んで運んで来ました。

5  「ソロモンは、まだ若くて未熟だ。 神の神殿は、世界中に知れ渡るほどの、すぐれた建築にしなければならん。 今から、いざという時のために準備をしておこう。」こう考えて、王は、生きている間に、多くの建築材料を集めました。 

6 そのあとで、息子ソロモンに、イスラエルの神様のために神殿を建てるよう命じたのです。

7-8 「わしは、かねがね神殿を建てたいと思っていたが、そうしてはならんと、神様が仰せられたのじゃ。 『おまえは大きな戦いで多くの人を殺し、大地を血で真っ赤に染めた。 だから、わたしの神殿を建てることはできない。 

9 だがおまえに一人の子を授けよう。その子の代には、周囲の国と平和を保てるようにするので、彼は平和の人ソロモンと呼ばれる。 イスラエルは平和一色に塗りつぶされる。

10 このソロモンこそが、神殿を建てるのだ。 彼はわたしの子となり、わたしは彼の父となる。 彼の子孫に末長くイスラエルを治めさせよう』とな。