5 モーセとアロンは、人々の前で顔を地につけて、ひたすら神様に祈りました。
6 スパイに加わったヌンの息子ヨシュアとエフネの息子カレブは、人々のあまりの情けなさに着物を引き裂き、
7 こう訴えました。 「目の前にあるのはすばらしい国だ。
8 それに神様が味方だ。 私たちを安全に導き、必ずその国を下さる。 『乳と蜜が流れる』、すばらしい国を下さるのだ。
9 神様に背くのはやめよう。人間なんか恐れるな。 神様がいっしょにおられる。 だれも神様にはかなわない。 だから、恐れることはないのだっ。」
10-11 ところが人々は、二人の言うことを聞こうともせず、かえって石で打ち殺そうとしたのです。 その時、神様の栄光が現われ、神様の声が響きました。 「モーセよ、この者たちはいつまでわたしをばかにするのか。 あれだけの奇蹟を見ても、まだわたしを信じないのか。
12 もう彼らには見切りをつけた。 伝染病で滅ぼしてしまおう。 代わりにあなたから、もっと強く、もっと偉大な国民を起こそう。」