33 彼らは一人残らず、生きたまま地獄に落ち、地の底に閉じ込められたのです。
34 人々はみな、彼らの苦しみ叫ぶ声を聞いて、もしかしたら自分たちも……と心配になり、あちこち逃げ惑いました。
35 その時、天から火が下り、香をささげていた二百五十人を焼き殺しました。
36-37 神様はモーセに命じました。 「祭司アロンの息子エルアザルに、香炉を火の中から取り出させなさい。 その香炉はわたしにささげられた神聖なものだからだ。
38 また、罪を犯して死んだ者たちの香炉から、火のついた香を取り出してまき散らすように言いなさい。 次に香炉を打ちたたいて一枚の板に延ばし、それで祭壇をおおいなさい。この香炉は、わたしの前で使ったから神聖なのだ。 こうしておけば、祭壇のおおいを見るたびに、このいやな出来事を思い出すだろう。」
39 祭司エルアザルは、命じられたとおり二百五十個の青銅の香炉で、祭壇におおいをかけました。
40 アロンの子孫でない者はだれも、神様の前で香をたいてはならないこと、これを破ればコラと同じ目を見ることを、思い出させるためでした。 すべて神様がモーセに命じたとおりです。