17 事もあろうに、外国の神々それまで拝んだこともない神々にいけにえをささげたのだ。
18 生みの親である岩をけとばし、いのちを与えてくれた神様を忘れるとは。
19 神様はそれを見て憎しみに燃えた。自分の息子、娘たちに侮辱されたからだ。
20 とうとう神様は言われた。『強情で不信仰な連中などもう知るものか。どんなことになるか見ているがいい。
21 恨みを買ってでもまやかし物の偶像を拝みたいのか。だったらお返しをしてやろう。おまえたちを捨て、無知な異教の諸国民に救いを与えてやるから、さんざん恨み事を言うがいい。
22 怒りの炎は燃え上がり、地とその産物を焼き尽くし、山々をなめ尽くす。
23 息つく間もなく災いを下し、次々と矢を放ち、射倒そう。