申命記 25 JLB

1-3 裁判でむち打ちの刑と決まったら、裁判官は自分の前に罪人を伏させ、罪の程度に応じて、それぞれ適当な回数だけ打ちなさい。 ただし最高は四十回で、それ以上は絶対に打ってはいけません。 あまりにきびしい刑を科して、同胞を不当に扱わないためです。

4  脱穀をしている牛に口かせをはめてはいけません。

5  息子がないまま死んだ人の妻は、夫に兄弟がいる場合、ほかの者と再婚はできません。 必ず夫の兄弟と結婚するのです。 

6 そして、二人の間にできた長男に前の夫の名を継がせ、その家が絶えないようにしなさい。 

7 兄弟が結婚したがらず、義務を果たさない時は、町の長老に、『夫の兄弟は夫の名を残すために私と結婚してくれません』と訴え出なさい。 

8 長老はその男を呼び、話し合います。 それでも頑として承知しないなら、 

9 長老の見ている前でその男に近寄り、くつを脱がせ、顔につばして言ってやりなさい。 『兄弟の家を立てないような人は、こうなるのよ。』 

10 そのあと彼の家は、『くつを脱がされた者の家』と呼ばれます。

11  二人の男がけんかをし、一方の男の妻が夫を助けようとして相手の男の急所をつかんだ時は、 

12 容赦なく女の手を切り落としなさい。

13-15 取り引きには正確なはかりを使い、正直に量りなさい。 そうすれば、神様が下さる国でいつまでもしあわせに暮らせます。 

16 目盛りをごまかす者は神様にきらわれます。

17  エジプトからの道中でのアマレク人の仕打ちを、決して忘れないようにしなさい。 

18 神様を恐れず戦いをいどみ、ひきょうにも、疲れ果て列のずっとうしろに離れた者に襲いかかったのです。 

19 神様が約束の国で敵をみな破り、安心して住めるようになったら、アマレク人を皆殺しにし、その名を完全に葬り去りなさい。 どんなことがあっても必ずそうするのです。

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