34 『だがイスラエルはわたしの取っておきの国民、倉に納めた宝だ。
35 復讐はわたしの務め、イスラエルの敵には罰を下す。判決はすでに下った。』
36 神様はイスラエルをさばき、彼らの失敗をやさしくかばわれる。奴隷も自由の者も力が衰えていくのを見て、
37 こう言われる。『ほかの神々はどこへ行った。頼みの岩はどうしたのだ。
38 あぶら身やぶどう酒をささげた神々はどうなったのか。さあ、神々を奮い立たせ、助けてもらうがいい。
39 どうだ、思い知ったか。ほんとうの神はわたし一人なのだ。殺すも生かすも、傷つけるも治すも、思いのまま。わたしの手から救い出せる者はいない。
40-41 手を天に差し伸べ、わたしの存在をかけて誓おう。きらめく剣をとぎすまし、敵に刑罰を下す。