8 わたしは、侵入する敵軍を防ぐ見張りのように、神殿の周囲を守る。 ペリシテ人の動きを注意して見張り、一歩も近づかせない。 もう二度と、外国の支配者がわたしの国民の地を襲うことはない。
9 さあ、わたしの国民よ、躍り上がって喜べ。 歓声をあげよ。 さあ、おまえたちの王が来る。 その王は正しく、いつも勝利を収める。 しかも、謙そんで、ろばの子に乗って来る。
10 わたしは、わたしの国民イスラエルも含めて、全世界の国民の武装を解除する。 この王は諸国に平和をもたらす。 その領土は海から海へ、ユーフラテス川から地の果てにまで及ぶ。
11 わたしはおまえを、水のない穴から助け出す。 血でサインした、おまえとの契約を守るためだ。
12 捕らわれの身である者よ。 さあ、安全な場所へ行け。 まだ希望がある。 おまえが味わった苦悩に倍する祝福を返すと約束しよう。
13 ユダよ。 おまえはわたしの弓だ。 エフライム(イスラエル)よ。 おまえはわたしの矢だ。 二人とも、わたしの剣、ギリシヤ人に向かって勇士が振りかざす剣のようにする。」
14 神様はご自分の国民の先頭に立って戦われます。 その矢は、まるでいなずまが走るようです。 神様は召集ラッパを吹き鳴らし、南から砂漠を通って吹いて来るつむじ風のように、敵に向かって突進するのです。