7 のどが渇いている者に水を飲ませず、飢えている者にパンを与えなかったに違いない。
8 ところが、権力者には欲しい物は何でもくれてやり、金持ちには好きな所に住まわせた。
9 気の毒な未亡人を手ぶらで追い返し、みなしごの腕をへし折った。
10-11 だから今、突然の恐れに取りつかれ、暗やみと戦慄の波にのまれるのだ。
12 神様は、天や星より高い所にいる偉大なお方だ。
13 ところが、あんたは言う。 『だから神様は、わしのしていることが見えないのだ。 暗やみごしに、正しいさばきなんかできやしない。
14 黒雲に取り巻かれて、神様には何も見えやしないんだ。 神様は、はるかかなたの空の上を、のんびり散歩しているだけさ。』