9 気の毒な未亡人を手ぶらで追い返し、みなしごの腕をへし折った。
10-11 だから今、突然の恐れに取りつかれ、暗やみと戦慄の波にのまれるのだ。
12 神様は、天や星より高い所にいる偉大なお方だ。
13 ところが、あんたは言う。 『だから神様は、わしのしていることが見えないのだ。 暗やみごしに、正しいさばきなんかできやしない。
14 黒雲に取り巻かれて、神様には何も見えやしないんだ。 神様は、はるかかなたの空の上を、のんびり散歩しているだけさ。』
15-16 昔ながらの罪の道を歩いている者は若死にし、その人生の土台は押し流されることが、わからないのか。
17 そんな連中は神様に言った。 『神様、じゃまだからどいてくれ! あんたがいたって、何の役にも立ちゃしない。』