6 あなたが罪を犯したところで、天をゆさぶり、神様を御座から転げ落ちさせることができようか。 罪を山と積んだところで、神様に少しでも圧力をかけることができようか。
7 あるいは、あなたが正しいとしても、それで神様に恩を着せることになろうか。
8 あなたの罪はほかの人を傷つけ、善行はほかの人の役に立つだけだ。
9-10 虐待される者は不正行為に悲鳴をあげ、金の力に屈してうめく。 しかし、だれひとり神様に泣きつき、『私を造った神様はどこにいるのか。 夜には歌を与え、
11 私たちを獣や鳥より、多少でも賢くするお方はどこか』と尋ねようとしない。
12 神様にこう問いかけたところで、神様はすぐさま報復してくださるわけではない。
13 かといって、神様がこのような叫びに耳をふさいでいると思うのは、まちがいだ。