6 神様は祈りを聞き、元どおりの幸福な家庭となさる。 もっとも、あんたが潔白で正しければの話だが。
7 たとい裸一貫で出直しても、やがて多くの財産を築くさ。
8 歴史の書物をひもとき、調べてみるがいい。
9 わしらは赤ん坊で、ほんのわずかのことしか知らないからだ。 われわれの一生は影のようにはかない。
10 だが、昔の人の知恵は大したものだ。 ほかの人の経験から、あんたは次のことを思い出す。
11-13 神様を忘れる者の望みは断たれる。 彼らは根を下ろす土のない葦や水分を断たれた草のように、鎌を入れないうちから、しおれる。
14 神様を追い出した者は、くもの巣を頼りにするようで、頼みの綱はみな切られる。