9 わしらは赤ん坊で、ほんのわずかのことしか知らないからだ。 われわれの一生は影のようにはかない。
10 だが、昔の人の知恵は大したものだ。 ほかの人の経験から、あんたは次のことを思い出す。
11-13 神様を忘れる者の望みは断たれる。 彼らは根を下ろす土のない葦や水分を断たれた草のように、鎌を入れないうちから、しおれる。
14 神様を追い出した者は、くもの巣を頼りにするようで、頼みの綱はみな切られる。
15 自分の家は安全だと思っていても、思いがけない災害に会う。
16 朝のうちは、青々と茂る木のように、力にあふれ、枝は庭いっぱいに張っている。
17 根は石地を伝い下り、地下水にまで届く。