民数記 16:5-14 JLB

5 それから、コラとその仲間にきっぱり言いました。 「あしたの朝、神様は、だれが神様の選んだ正しい指導者か、だれが聖く、だれが祭司かを、はっきりさせてくださる。 

6-7 あした香炉を持って来て、神様にささげる香をたけ。 そうすれば、神様がだれをお選びになったかわかるはずだ。 おまえたちはレビ部族だが、おまえたちこそでしゃばりだっ。」

8-9 さらに、モーセはコラに言いました。 「神様がおまえを特別に選び、おそばで天幕の仕事をさせ、人々の前で奉仕させてくださるだけでは、不足なのか。 

10 この仕事ができるのはレビ部族だけだというのに、それでも不満なのか。 だから、祭司になりたいのだろうな。

11-12 そうだ、祭司になりたいばかりに、神様に背いているのだ。 アロンに不平ばかり並べるが、いったい彼が何をしたというのだ。」 モーセは続けて、エリアブの息子ダタンとアビラムを呼びつけましたが、二人は来ようともしません。

13  そのうえ、モーセの口まねをして言い返したのです。 「あんたこそ、美しいエジプトからおれたちを連れ出して、こんなひどい荒野でのたれ死にさせるだけじゃ、不足なんですかい。 それだけじゃ不満で、王様にでもなろうというんですかい。 とんでもないこった。

14 あんたは約束の国とかいうけっこうな所に、ちっとも連れてってくれないじゃないか。 畑やぶどう畑をくれるって? 笑わせるな。 もうだまされないぞ。 来いと言ったって行くもんかっ!」